2010年1月13日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y:新年おめでとうございます。 当初3ヶ月だけでもとりあえずやってみようと思っていたこの対談も、1周年を迎えました。よく続いているものです。 今年もよろしくお願いしますね、健さん。  

Aloha健:明けましておめでとう! なんやかんやでコツコツ続いてるなー いつ終わるかわからんと思っていることほど長く続いたりするんやろうな。 

Y: そうですね。 そういえば「仁」に引き続き、NHKの龍馬伝が始まりましたね! ソフトバンクのCMにも高知が映ってますし、香取慎吾も龍馬の喋りでCMしていますし、ジュンク堂でも龍馬コーナーがありました。 龍馬フィーバー到来って感じです。 健さんはNHKの福山龍馬、ご覧になられましたか?

Aloha健: 第一回は見れず、第二回は見たぜよ! 言いたいことがたくさんあるぜよ〜

Y: (めずらしく積極発言やなぁ) どうぞどうぞ、いくらでも言ってくださいよ。

Aloha健: まず坂本龍馬ファンは世の中にたくさんおるということや。 日本の歴史上において一大スターみたいなもんなんや。  俺は『おーい竜馬』という漫画と、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』しか読んだことはないけれど、それでもちょっとした龍馬ファンであるという認識なんや。 俺ぐらいの俄かファンじゃなく、もっともっと精通している人がたくさんおるんや。 それを踏まえておいて、この先の俺の話を聞いてほしい。 これが1番目に言いたいことや。 

Y: ・・・・はい、踏まえました。 

Aloha健: よろしい。 

Y: (何様や) 

Aloha健: 二つ目に龍馬を演じる俳優に関して言わせてもらうけど、福山はナンセンスすぎるっちゅうことや。 龍馬のソフトな面を出すという趣旨らしいが、そんな伝わりにくいものを演技するならば、もっと演技力のある俳優やないと無理や。 声が細すぎてインパクトがない、男くささがない、豪胆さがない、泥にまみれても顔には泥がついていない、と「ない」ことずくめや!  

Y: ・・・・・。 

Aloha健: 聞いてるか? 三つ目に脚本・演出が悪い。 第二回の放送に孤立した龍馬が大雨のなか米俵5個ぐらい運んで、水飲み百姓が「そんなに頑張るならワシらも手伝う」みたいな熱いと思っているらしいシーンがあったけれど、水飲み百姓が果たしてそんな姿を見ただけで改心するのか? しかもそもそもこのシーンは龍馬の本のなかでは、龍馬が全く手伝わず昼寝ばかりして指図しかしなくても百姓はせっせと働いたというシーンやったはずや。 今回殺陣のシーンはなかったけど、龍馬はやはり剣術の腕が圧倒的に優れていたからこそ誰も逆らえなかったわけであり、「ソフトな龍馬」と言えどもその「強い男」というイメージはちゃんと守ってもらわな困るわけや。 その辺りを今後しっかり表現してくれるのか甚だ疑問やね。 ほかにもカメラワークが悪く、まるでパッチワークのように細々シーンが変わってよくわからん進み方やったし、その上、福山の声になんか細工してるやろ! 声を厚くするみたいなやつ! なんちゅう細工かは分からんけど、どう考えてもおかしかったで、声が・・・(ゼーハーゼーハー) 

Y: (熱弁すぎて自分の声がおかしなっとるがな) なるほど。 いろいろ想いがあるのですね。 

Aloha健:そや! こじゃんとおもろいもんを作ってもらわないかんぜよ! ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー!   

Y: (福山竜馬を批評するブサメン、いっぱいおるんやろな〜)