2012年1月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 今日もいつもの定番挨拶Alohaですか。 なにかバリエーションはないのですか? このあいだ、生徒に「対談読んだけど、いつもいつもAlohaって最初に言って、最後はマハローって言って、バカっぽいよ」と指摘されたそうですが、そこは変えないんですね。

Aloha健: でも俺の名前自体「Aloha健」やしな。もうその時点で十分アホっぽいやろ。取り返しがつかんな。

Y: じゃあ、このままでいくしかないですね。 

Aloha健: 致し方あるまい。

Y: (なんや、その微妙に腹をくくったような表情は) 子どもといえば、そうやって思ったことをすぐに口に出したり、「あれはなんで〇〇なの?」「どうして△△は▲▲なの?」など、大人がスルーしてしまうことに疑問を抱くところが素晴らしいところです。 型にはまらない自由な発想や思考というか。 そういうものを周りの大人が潰さないように努力したいですよね。

Aloha健: そうそう、 それが大事なんよね。 「これはこういうもんなんだ」みたいな固定観念の植え付けや諦め、そういうものをなるべく避けたい。 しかもこれからの時代に生きる子どもたちには、今まで以上にそういう発想力や思考力が大事になる。 よく、知識力を競う日本一頭脳決定戦というような番組がTVであるけれど、あんなのはすごくしょうもないと思うよ。 

Y: そうですか? 

Aloha健:  しょうもない、は言い過ぎかもしれないけれど、今の時代、知識のない人でも、ネットで「〜の化学式」みたいに検索したらすぐに解が得られるわけやん。 ネットが普及する前とは違って、単に知識を持っているだけじゃ、そんなに重宝されないって思う。 要は、たとえ限られていて幅広くない知識であっても、その知識をどう使うか、どうやって発想に結びつけるか、みたいなことが、これからの子どもには大切になってきてると思うわ。

Y: なるほど。 そうですね。 そういえばIT企業の就職面接試験は、固定観念がいかに無いかを問うような、奇想天外の質問が多いらしいですよね。 例えばIBMは「秤を使わず象の重さを量るにはどうしたらいいと思いますか」、The Nielsen Companyは「この市の市内で週末に飲まれたビールの本数は何本ですか?」、googleは「この部屋にバスケットボールが何個入ると思いますか」とかです。

Aloha健: (そわそわ) へぇ、そうなんだ 

Y: 脳の柔軟さが必要ですね。  

Aloha健: (そわそわそわそわ) う、う、うん。

Y: (ん?・・・よめたぞ、今日は「じゃあ子どもの感覚に戻るために、海で思い切り、脳をフニャフニャにしてくるわ」が〆言葉やな)  

Aloha健: 俺も、じゃあ子どもの感覚に戻るために海で思い切り脳をフニャフニャにしてくるわ!!! ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (コピペしたやろ!脳の柔軟さはないな)