2017年2月28日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 受験シーズン真っ只中ですが、なぜ日本では受験をする若者が多いのでしょうか。 受験勉強はキツいし、すぐには学力は上がらなくて嫌になるし、勉強によって時間の自由は拘束されるし、受験して何かいいことがあるのですか。

Aloha健: ホンマや、なんで受験するんやろうなぁ・・・。

Y: (はい?) もしも受験がなければ、毎日好きなこと、例えばゲームして、趣味に時間を使って、寝たいだけ寝て、ショッピングして、だらだら友達と喋って、など自由に過ごせます。

Aloha健: ホンマやん! なんで受験なんかするんやろ!

Y: (おい) 受験勉強はつらいですよね。 なぜなら全てを制限して、ある時間を捧げてやっても、それが報われるかは分からないからです。

Aloha健: めちゃめちゃホンマやん!! 受験っていいこと全然ないやん!!

Y: (いい加減にしろ)塾をしてるっていうので、その辺りのことを聞きにきたのですが。

Aloha健: あ、そうなの? それらしい美辞麗句は用意できるけど、でもなぁ、よく考えるとなぁ。 

Y: 何なのですか。

Aloha健: 1つ目には受験勉強を頑張らなかったら、確かに今は自由時間がたくさんあるけど、近い将来労働が始まり自由時間はかなり減るだろうな。その反対に、受験勉強をして大学に行けば自由時間は結構あるよな。自由時間のことだけ考えると、先に取るか後に取るかという問題で、明日死ぬかもしれないから先に取った方がいいかもしれないなぁ。 二つ目に学歴によって生涯年収が変わり、それが変わると物事の選択肢が変わる、というのがあるけど、それも同一能力の人の学歴が大卒か高卒か中卒かで比較したらそんなに大きな差ではないなぁ。 三つ目に知識があるほうが人生の楽しさややりがいが増える、ということが挙げられるけど、今や誰でもすぐに知識や情報を得られるから、単なる知識だけでは差はつきにくいなぁ。四つ目に大学で友達ができるということだけど、それは社会に出てもできることやしなぁ。五つ目に・・・

Y: もういいです。 

Aloha健: 結局、自分が「受験」というイベントをキッカケとして成長したいと思うか、しなくてもいいと思うか、だけの問題やな。がはは。なんのこっちゃ! ほな波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (そんな結論、ありかいな)