2016年2月29日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 数年前、健さんはこの対談で「サーフィンをしていたら鼻を海水で洗浄してるから花粉症にならない」という訳のわからない持論を展開していましたが、毎年数日間は花粉症っぽくなるようですね。持論を撤回しますか?

Aloha健: いやいや、実は俺、1月は波もないし忙しい時期だから、あんまり海に入れてないんよね。 だから2月に少し花粉症になるんやと思う。

Y: (そんなわけないやろ) まぁ花粉症と海は関係ないと思いますが、最近お気に入りの健康ネタはないのですか。

  Aloha健: あるよ! 俺は健康オタクやからね。 よく健康ネタである「○○を食べたらいい」についてだけど、納豆・ヨーグルト・ココナッツオイル・にんにく・チーズ・ワイン・豆やナッツなど、もう俺はそういう類のものはきっと1周したけど、結局美味しいものは1週間に5回ぐらいは義務感なく食べ続けてるし、手に入りづらいものは長続きはしないよね。だから、人参スムージー・自作のカスピ海ヨーグルト・ココナッツオイル入りコーヒーは毎朝のメニューで、チーズはケーキをたまに大量に焼いて、小分けにラップして冷凍してチンして食べる。あとは最近は全粒粉のもので糖質も少しだけ摂るようにして、種類豊富に食べるように意識してる。 でもそういう「食べ物」とか「運動」とか部分部分のことじゃなくて、ライフスタイル全般として、生きがい・ストレス・年の取り方とか、そういうことが健康で長寿な人になれるかに関係しているとこの頃は考えてるんよね。すべての習慣のバランスというか。

Y: はい、たしかに。 

Aloha健: 例えば「生きがい」とは何かというと、朝に目覚めるための理由や。 その日何の用事もなく、誰からも必要とされてなく、やりたいこともないのなら起きる理由がないわけやん。それはあかん。 ストレスについては、大体忙しい生活や利害ある人間関係から起こるから、毎日ゆとりを持ち、言いたいことを言える人間関係だけ続ければいいのかなと思ってる。

Y: それがなかなか難しいですけど。 そして年の取り方については、どう考えているのですか。   

Aloha健: 今日1番のテーマは「年の取り方」や。リアルな話をしていい? 

Y: いいですよ。

Aloha健: 受験に合格できるように勉強を教えている俺が言うのもなんやけど、受験や就職や結婚や子供誕生や、そういったライフイベントをそれぞれいい状態で迎えて超えることは大事だけど、最も大事な局面は、子供が巣立ち、社会的にも第一線ではなくなり、老いを迎えたあとの生き方やと思う。そこに繋がるために、いまどんな年の取り方をしているかが大事や。 一流の学校を出て一流の会社に勤め、子供を立派に育てても、最終局面の老年期に自尊心を保てないなら幸福度が低いやろ。 例えば重い話になるけど、それまでどれだけ立派に生きてきても、老人になって自分の汚物で遊び、誰かが自分をきれいにしようとお風呂に入れようとしたら抵抗するぐらいボケてしまうこともあり得るわけやん。自分もそうなるかもしれないし、配偶者がそうなるかもしれない。 でもなりたくないから、今のうちからそうならないために、健康で長生きする努力は最大限最優先でやっておきたいと思うわけや。 俺の父親は割と若くして病気で死んでて母親は今も存命なんやけど、自分とパートナーなりが、両方健康で長寿、そしてぴんぴんころりで死ねたら、それまでの人生がどうであれ人生万歳やろ。その人生万歳の状態を目指して、ちゃんと努力して年を重ねていくんや。ほな波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (名前も健だけに、健康の話好きやな)