2009年3月13日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: やっと塾の全貌が見えてきたみたいですね。 内装はまだですけどもテナントも正式に決まりましたし、チラシ、宣伝媒体への掲載準備、HP作成も完了したわけですし、一段落ですね! 今日はじゃあ一段落記念ということで、健さんの教育論でも真面目にお聞かせ願いましょうか。

Aloha健: 教育論ねぇ・・・そういや昨日の高知新聞に面白い記事があったわ。 カニ食いザルの仲間で人の髪の毛などを使って歯磨きをするサルがいるらしいんやけど、そのサルは子ザルに歯磨きのやりかたを教えているということが京大の研究チームによって確認されたという記事。 子ザルが見ているときは歯磨きの回数や時間も増えて大げさな動きで歯磨きをするんやって。 子ザルが親の歯磨きをしているのをしっかり見て学び取ろうとしている様子が印象深いと書いてあったわ。

Y: (なんでサルの話からなんや) へぇ〜 それは興味深いですね。 つまり人間も同じだと?

Aloha健: そうそう。学び取ろうとするのは子どもの本能やからね。 のび太、あっ俺のことちゃうで、漫画ののび太ね。 のび太が勉強が嫌いなのはのび太のママに原因があるんよ。 「のび太!勉強しなさい!」と言えば言うほど、のび太は勉強が嫌いになっていくからね。

Y: 確かにどれだけお菓子が好きでも 「今日もお菓子食べなさい!」とずっと言われ続けると塩辛いものを好きになりそうですもんね。人間、勧められると逃げたくなるけど、退けられるとやりたくなりますよね。

Aloha健: それなんよ、俺が言いたいのは! 今日は気が合うね〜 海軍大将・山本五十六の「やって見せ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」という有名な言葉がある。 これは指揮官や上司としての心得やけど、教育も同じやね。 「一緒にやり 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 子は勉強せじ ・・・by Aloha健」 

Y: (アホや) まぁ子どもが勉強することがいいことだと一概に言えるわけでもないですけど、遊びやスポーツと同じように、勉強にも好奇心を感じる姿があればいいですよね。 

Aloha健: それなんよ、俺が言いたいのは!! ほんま今日は気が合うね〜 勉強ばっかりして大脳辺縁系ばっかり発達させたらあかんからね。 それよりもまず生きていくための本能に直結する脳幹を鍛えることが大事やで。 運動系でも文科系でもいいけど部活でしごいてもらうのは大事やと思うわ。 それによって脳幹が発達する。 まあサーフィンも脳幹を鍛えるには最高なんやけどね。 波にもみくちゃにされて生命の危機を感じたときに脳幹が鍛えられるんよ。 

Y: 大脳辺縁系ばっかり発達するから、自殺とか起こるわけですしね。 本能の赴くままというのは、つまり好奇心旺盛ということですし。

Aloha健: そうなんよ、俺が言いたいのは!!! ほんまY君、今日いいね〜 大脳辺縁系と脳幹のバランスが大事なんよ。俺が思う脳幹が発達していそう人を挙げると長嶋茂雄・アントニオ猪木・松岡修三・アニマル浜口・輪島功一とかやね。 こういう人にはほんま憧れるな〜 生命力が溢れすぎてみんなに元気をくれる人やね。 

Y: (また猪木かいな) 確かに憧れますね。 世界に何かが起こったとしても、草食べたり狩りしたり日常生活を創意工夫したりして、周りに元気を振り撒いてくれながら、難なく生きてそうですもんね。 

Aloha健: そうなんよ!!!!!! 今日はどないなってるんや! 全ての動物は生きて、種の保存をする。 それを繰り返している。 それ以上も以下もない。 人間も基本は同じやろ。 岡本太郎の「芸術は爆発だ!!」という有名なフレーズがあるけど、あれは爆発的に生きろというメッセージなんやろうと思う。 目の前にある自分が興味のある事柄に対して爆発的に対峙しろというメッセージ。 勉強も同じ。 もともと子どもはみんなその力があるはずや。 大人が邪魔をしたらあかんと思うんよ。 つまり・・・「勉強は爆発だ!! by Aloha健」ということや! 

Y: (うぜー) 大人は頭でごちゃごちゃ考えますからね。 先を見通しているつもりになってしまうというか。 でも本能で爆発的にあまり何も考えずに生きたらいいんですよね。 アリストテレスの言葉、「可能無限」にも通じますよね。 生き物にとっては、可能無限の喜びがありますから。 まぁ切なさもありそうですが。

Aloha健:  (カ・ノ・ウ・ム・ゲ・ン? 叶姉妹が夢幻?)あははは〜 ちょっと脳幹を鍛えに行ってくるわー マハローさいならー!

Y:  なんで笑って走って行ったんやろ・・・