2015年3月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 春になり野菜が美味しい季節になってきましたね。 健さんは何か春野菜を食べましたか?

Aloha健: このあいだ菜の花を食べたよ。高知は海のものから山のものまで美味しいものがいっぱいあっていいよね。  

Y: どこでですか?

Aloha健: 家で料理して食べたよ。出先じゃなければほぼ外食はしないし、家での食事が美味しいしね。

Y: そうなんですか。 でも満足した食事にしようと思ったら、料理に時間がかかったりして、いろいろと面倒じゃないですか。

Aloha健: 料理に時間をかけてじっくり作れればいいけど、いつもその余裕があるわけじゃないから、味以外の要素も工夫するようにしているよ。じゃあ家での食事が美味しくなる魔法を教えよう! 「テクマクマヤコン テクマクマヤコン、美味しくなぁれ」

Y: (・・・。)ひみつのアッコちゃんの台詞ですね。

Aloha健: まずは食事に対して腹を満たすものではなく「美味しくしよう」という心がけが第一だよね。その上でのことだけど、人間の五感は諸説あるけど一応、触覚、臭覚、視覚、聴覚、味覚の順に強いとされていることに着目する。例えば犬が自分に触れているときは触覚が働き味覚が落ちる。前菜を食べている時にメインディッシュの匂いがしたら、どれだけ美味しそうな匂いでも臭覚が味覚に勝って、もう前菜は味わえなくなる。有名な話だけど、機内食がどれだけ工夫されてもイマイチ美味しく感じられないのは、エンジン音がうるさくて聴覚が働いているからと言われる。だから美味しく食べるには、味覚だけを際立たせるために、聴覚を奪われないクラシックなどが静かに流れている状態が好ましく、整然としていて視覚に訴えるようなものもなく、他の料理の匂いがしない場所で食事をするだけで、同じものでもだいぶ美味しくなる。

Y: そういえば確かにワインでも、適当に飲むより意識を集中した方が美味しく感じますね。

Aloha健: うん。あとは料理に対して少し大きめのお皿を使うだけで、同じものを食べるのでも味がよくなる。日本の学校の給食は時間も短く、栄養面だけが考慮されているけど、フランスの学校では食育として味覚教育が施されているし日本よりは時間をかけて食べる。日々、食べ物を美味しく味わうことも教育のなかで大事な1つだと思うよ。

Y: そうですか。じゃあ今日から食事の時の環境作りに気をつけてみます。  

Aloha健: テクマクマヤコン テクマクマヤコン 美味しくなぁれ!って言うのを忘れずに!ほな波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー!波が大きくなぁれ!

Y: (それはいらん)