2022年3月30日の対談



Y: 健さん、お久しぶりです。こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 今日の書籍紹介は、社会派ブロガーちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』です。

Aloha健: 俺もちきりんさんのvoicy聴いてるわ。

Y: 本著の趣旨を一文で言うならば「自分の時間を取り戻すために、正しい生産性の向上について考える」です。

Aloha健: 時間は有限やからそりゃそうやけど、皆考えて考えてそれでもキッツキツで日常をまわしてるってのが本当のところちゃう?

  Y: 例えば学生であるならば、学校という学ぶ場について考えます。30人クラスとして、真ん中10人ぐらいのレベルに合わせた授業を聞くことは、上位10人と下位10人にとって生産性の低い時間を過ごしていることになりますね。 もちろん学校には勉強以外にもたくさん学ぶべきこと、例えば協調性などがあります。でもそういった付随するものも学校以外でも学べます。ちきりんさんは、大体学校で学ぶことは自分でやれば1/4時間で学べると書いていました。

Aloha健: それはそうやな。塾で1つの単元にかける時間と、学校でかける時間は、1/4とまではいかないけど全然違うもんな。

Y: 他にはある意味こわい話だと思ったことがありまして、2016年にスイスで大人ひとりあたり月27万円を全員に毎月現金支給するベーシックインカムの導入に対して国民投票が行われました。否決でしたがこれは福祉の観点からではなく生産性の低い人(仕事の価値がゼロ以下の人)を労働市場から排除する、という考えなのです。

Aloha健: 「働かないでほしい」と頼まれる、「生活費は渡すから遊んでおいてくれ、こちらの邪魔をしないでくれ」と言われると、長い人生何をすればいいか困り果てるだろうね。でも社会が生産性を高めていく、というのはそういうことを指すのか・・・。この問題は深そうなので、波待ちしながら考えるわ。

Y: もちろん具体的な案で、家事代行サービスを使う、アイロンをかけなくていい服を買う、気乗りしない飲み会には参加しない、メールの返信のパターンを一言入れるだけで書けるように設定する、とかいろいろ書いてありましたが。

Aloha健: 根本的には家計簿をつけるように時間を管理して、優先度が低い仕事はお金を払ってでも切り捨てるってことやな! 俺もサーフィンの時間だけはお金を払ってでも確保せな!わはは ほな波が呼んでるし、マハローさいならー!

Y: (今日は波がいいですもんね)