2010年4月3日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!ハーーーーーー

Y: 寒い日が続いても、やはりなんとなく春らしい気候になってきましたね。

Aloha健: そやね。 今日はツバメが飛んでいるのを見たわ。 ハーーーーーー  そうそう、そういえば、さっき近くの山でタラの芽を発見したから、あとで採ってくるわ。 今日は天ぷらやな。 ハーーーーーー

Y: すっかり春を満喫していますね。 ところで、さっきからハーーって何やってるんですか。 まさかまた溜息ついてるんじゃないでしょうね。 健さんは俺はポジティブとかいって、実は陰でよく溜息ついていますからね。

Aloha健: ちっ、ちがう、ちがう。 これは深呼吸やんか。 長く息を吐く練習をしてるんや。

Y: (図星やな) なんで急に思いついたようにそんなことをしているんですか。

Aloha健: 別に思いついたようにではないで。 波が大きいときのサーフィンも呼吸が大事や。 呼吸を整えることは誰でもやっていることやけど、意識してそれを練習するとより深く長くできるようになってくるんよ。  

Y: : 何をするにも呼吸を整えることが大事というのは分かります。 ゆっくり呼吸をすると心も体もリラックスできますしね。 

Aloha健: うん、そうそう。 そのリラックス状態が大事なんよ。 長い腹式呼吸を意識してやると副交感神経が優位の状態になるんよ。 その状態というのは体の自然治癒力が働く状態ということ。 つまり長息は長生きにつながるんよ。 よくお坊さんは長生きするって言うやんか。 あれは毎日読経をするから、自然と長い腹式呼吸が身に付いているんやと思うよ。 インドでは人間は一生のうちに呼吸できる回数が決まっているから、早く呼吸する人は早死にすると言われているらしいよ。 

Y: へー、そうなんですか。  私もできるだけ長生きしたいので意識して長い腹式呼吸をしてみます。 どんなことを意識して練習すればいいんですか。

Aloha健: うん、まず姿勢やね。 脊柱が正しいカーブになっていない人は呼吸もしっかりできなくなっている。 まず腰椎の一番下の部分をしっかり前湾させること。 腰椎が正されると、上の胸椎、頚椎も正されてくるからね。 で、次に呼吸だけど、これは言葉通り呼・吸の順番でやること。 つまり吐くほうが先ね。 ラジオ体操とかの吸って〜、吐いて〜は間違いやからね。 下腹から凹ませるように吐いていって、自分の心拍数8回ぐらいで吐ききる。 Y君、ちょっとやってみて。 

Y: ハーーーーーーー  

Aloha健: 吐ききったらおなかに力をいれたまま、心拍16回ぶんぐらい止める。 

Y: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・プハッ。 そんなに止めれませんよ。

Aloha健: 練習すれば止めれるようになってくるよ。 しっかり吐くことと止めることができたら、吸うのは自然にまかせたらいいよ。  但し、吸うのは鼻からで吐くのは口からね。 

Y: 分かりました。 では長生きするために私も練習してみます。 じゃあ今日の対談はこの辺で。 あれっ、健さん波がいいみたいですよ。 ほらっ、あの波。 

Aloha健: うわー、ほんまや。 はよウェットスーツに着替えな。 ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー! ハッ、ハッ ハッ ハッ・・・ 

Y:  (短い呼吸になってるやんけ・・・)