2009年4月23日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y:3日前はお誕生日でしたね! おめでとうございます。 健さんは歳のとり方について何か考えておられますか? 

Aloha健: ありがとう! しかし39歳って結構おっさんやん。 年月が経つのは早いね〜。 ほんまにアラフォーやで。 このままいったらアラフィフやアラシックスとかすぐなりそうやな。 どのように歳をとりたいかっていうのは深イイテーマやね。 まあ前から言っているように目指すところはGerry Lopez(ジェリー・ロペス)なんやけれども。

Y: (アラシックスって全然略せてへんやんけ) どのように歳をとりたいかって考えるのは、まだ若いからなんでしょうね。 認知症の人は歳のとり方は選択できない・受け止めるだけ、と考えるようです。 まぁこの話はヘビーなので、現在40歳を手前にした世代の歳のとり方について考えましょうか。

Aloha健: 毎日サーフィンをするために今の場所に引っ越したわけなんやけど、50代60代になってもそれを続けていたいと思うね。 サーフィンの神様と言われるジェリー・ロペスは今61歳だけど写真を見てもまったくそんな歳には見えないんよね。 ジェリーさんが「サーフィンを追及し続けてきた僕の人生は今のところずっと素晴らしいものであり続けている」と言っているんやけど、僕もそういう風に言えるように歳をとりたいね。

Y: 健さんにとってはサーフィンが人生の軸となっているんですね。 じゃあ毎日海に入れる環境に変えて本当に正解でしたね。健さんは以前、神戸に住んでいたときと同じ仕事をしているわけですが、やはり海からのパワーがそれらの仕事にも影響を及ぼすのでしょうか。

Aloha健: サーフィンは瞑想に似ているんちゃうかな。 毎日サーフィンをし、正しい食生活を実践することによって調和のとれた精神状態を保てるようになると思う。 まだまだ道は果てしないけどね。 僕のやっている仕事は人に接する仕事やから、そういう精神の調和のとれた状態がとても重要なことだと思うわ。 

Y: ところで、サーフィン関係以外で、歳のとり方について何か考えておられますか? 

Aloha健: おーすまんすまん、またサーフィンの話ばっかりしとったな。 最初から注意してくれんとあかんで〜。 サーフィン以外やったら・・・んーっと・・・・歳をとってもいろんなことに挑戦できる人間でありたいということかな。 そうそう、年配の人でそういうchallenge spirit あふれる人はすごいな〜と思うもんね。 常に前向きに生き、自分の過去に後悔の念は持たない。 過ぎたことはしゃーないんやから。 最近のマイブームの言葉は 「しゃーない、しゃーない!かまへん、かまへん!」 なんよ。 

Y: (それ私のマイブームの言葉やんけ) そうなんですか。 人は20歳までは環境の変化を伴う節目が何度かあります。 それは受験や進学などタイムリミットのある節目です。 しかし成人してからは節目が減ります。 すると単調な日々の繰り返しとなり、そこに安住すると今度は変化が恐くなりがちです。 私はなるべく変化のあるダイナミックな人生を歩みたいと思いますね。 それには過去を顧みないことが必要になってきます。 だから「しゃーない、しゃーない!かまへん、かまへん!」は自分にいい暗示をかけられるいい言葉だと思うのです。

Aloha健: おっ、Y君もその言葉気に入ってくれた? じゃあ使ってええよ。  

Y: (パクってるくせに何様やねん) ・・・じゃあ、お言葉に甘えて使わせていただきます。 

Aloha健: しゃーない、しゃーない!かまへん、かまへん! つまり俺が言いたいことはやなー 人は未来を見ることができないから、自分を信じて進んで行くしかないっちゅうことや。 俺の尊敬するいろんな人は皆同じことを言ってるわ。 それは「何も恐れず自分の好きなことをやり続けろ」ということ。 やってみりゃいいじゃん。 ほれ! Just do it!Just do it! 

Y: 次はオバマ大統領のYes, we can!の言い方のパクリですか。

Aloha健: しゃーない、しゃーない!かまへん!かまへん! ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー! 

Y: (何も恐れないのは、結構難しそうやな・・・)