2015年4月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: この対談も100回を越えていますが、毎度毎度よくこんなアホな・・・失礼、何に役立つのか分からないことを話続けてきたものですね。 

Aloha健: 言っておくけど、アホなことでも継続するのは意外と大変なんだぜ!

Y: (ぜって何や)まぁ確かにどのようなことでもネタ切れはしますからね。 

Aloha健: じゃあ今回は役立つネタにしよう。成績が上がるためにはコツコツと努力するほかに道はない。でもその「コツコツ」の効果を少しでも上げるために、何ができるかってことを考えるのが俺の仕事だよね。同じ時間勉強するのでも工夫で効率が上がることもある。そうした「勉強環境への俺の気配り」についてを今日の題材にするぜ!

Y: (毎回そういうネタになんでせんのや) はい、教えてください。

Aloha健: まずは開塾時からずっとモーツァルトの音楽をかけていること。胡散臭いかもしれないけど、1時間ほどは脳に効果があると言われてるし、やって害がないならやっておこうということやな。他には、これも開塾からしてるけど、暗記もののテストで例えば英単語のテストだとして、テスト方法には4パターンある。テストをして全問正解できず再テストになる場合、1:間違った単語のみ覚えて、間違った単語のみ再テスト、2:間違った単語のみ覚えて、全ての単語の再テスト、3:全ての単語を覚えなおして、間違った単語のみ再テスト、4:全ての単語を覚えなおして、全ての単語の再テスト。学校や塾では省力化で「1:間違った単語のみ覚えて、間違った単語のみ再テスト」が採用されることが多い。しかし1週間後に再テストをすると、1と3の「間違った単語のみ再テスト」より、2と4の「全ての単語の再テスト」をした群のほうが2.3倍も記憶の定着がいい。実際、1から4のどの方法も、取り組んでいる時間はあんまり変わらないけど、でも1週間後には35点か80点かという差が出る。だから4を採用してるぜ!  

Y: へぇ。ちょっとした違いですけどね。

Aloha健: 他にも学習方法でいいと思ったことはなんでも取り入れ、逆に取り入れてイマイチだったらすぐ止めるようにしてる。勉強以外でも例えばジュースやガムなどを勉強時間内にとるのは自由、トイレに行くのもいつでも自由、ゴミを捨てに行ったりして席を離れるのも自由や。それは椅子に固定されている状態が続くより、少し動きがあった方が集中している時の深さが違うからや。本当は歩き回りながら覚えたり考えたりすることができる部屋とか、教会の告解室みたいな防音の小部屋があって再テの人はそこに入って声を出しながら覚えられたりとか、今の教室では改築できないから無理だけどそういうのもしてみたい。現実的に採用できそうだと思ったことはすぐに導入したりしちゃうぜ! 

Y: (しゃべりがウザい)小部屋があったら面白いですね。

Aloha健: 塾に勤務していたときより、いろいろ試したくなるし、効果がダイレクトに分かるから楽しくやれる。サラリーマン時代はオフは仕事以外で充実させなきゃって思ってたけど、今はオンとオフの区別がないぜ!ほな波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー

Y: (料理人が新メニューを作っていく感覚に似てそうやな)