2016年4月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: ここ数年、マスコミは人の過失をやり玉にあげ、批判の集中砲火を浴びせるという手段を横行させていますよね。有名人をこき下ろすことに加担している一般人は、SNSや掲示板等を使って声高に自分の正義を振りかざしています。ネットがない時代と比較すると一般人の影響力が大きそうですね。 

Aloha健: 集団いじめみたいになってるよね。正義感って自分が不正だと思うことに憤ることだけど、そもそも人によって正しいことも正しくないことも違うのに、よく正義感に燃えるなぁと思うよ。

Y: 正義は時代と環境によって変わるといいますね。  

Aloha健: 自分と相手が正しいと思うことにズレがあるとき、相手を説得しようとした経験は誰しもあるよね。 例えば親子間だったり友人間だったり夫婦間だったりで、論理的に話してみたり情に訴えたり、相手のタイプと自分の得意な方法を考慮して説得にかかる。

Y: はい。 

Aloha健: そういう経験の中でもちろん利害関係があって説得に応じないといけないことはあるだろうけど、それ以外の普通の関係で説得に成功した経験って、みんなあんまりないんじゃないかなぁ。  

Y: みんな結局自分のしたいように自分で決めますからね。当たり前ですが。

Aloha健: 得てして自分が説得したい相手とは、自分が大切に思う人だろうから「なんで言いたいことが伝わらないんだ」「間違いなくこっちが正しいのに」と悩む。でも、実は、説得できると考えること自体が正しくないんじゃないかなぁ。相手を説得することはできず、単に「私はこう思う」と言うことが出来るだけだと思う。人によって正しいと思うことは違う、ということが腑に落ちるなら、人の批判を通して正義を振りかざすことも、説得できずに悩むこともなくなり、自分も楽になれる局面がたくさんあるはずやで。今日も俺っていいこと言うなぁー、あ、今日だけじゃなくいつもか! ほな波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー

Y: (いつもいいこと言ってましたっけ)