2009年6月23日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y:今日は体の歪みについてお話したいのですが。最近、草と木の伐採作業で右手を使いすぎました。 するとその後、右肩甲骨の動きが悪い気がします。 少し根詰めて伐採作業をやりすぎたきらいもありますが、体とはそんなにすぐに歪んでしまうものなのだなぁとびっくりしました。 

Aloha健: えらい根詰めてやったんやね〜。 体の歪みのほとんどは筋肉の問題みたいよ。 ある筋肉が硬く縮んでしまうと当然その筋肉がくっついている骨の動きが悪くなったり、左右や前後に傾いてしまったりする。 例えば肩甲骨の動きが悪くなっているのは背中側の筋肉ではなく体の前の筋肉、具体的には小胸筋という筋肉が硬縮して肩甲骨の動きを制限していることが多いみたいよ。

Y: へぇ。 そうなんですかぁ。 その歪みをそのまま放置していても、筋肉痛がなくなるのと同じように、ある程度は普通の状態に戻るものなのですか?

Aloha健: 一時的な歪みは自然に戻るよ。 問題なのは生活習慣などによる慢性的な筋肉の硬縮とそれによる骨格の歪みだろうね。 歪みは直したほうがいいやろな。いや、ほんと。

Y: 直したらどんないいことがあるのですか? 

Aloha健: それはなぁ〜 体の歪みを直すと性格も良くなると思うわ。 

Y: (ムチャクチャや) えーっと・・・・性格がよくなるってどういうことですか? 

Aloha健: 心配性な人とか怒りっぽい人とか体型を見るとある程度分かるやんか〜 例えば岸部シローなんかいつも肩を落としてドヨーンとした空気を出してるやん。 キャラを作っているのか素なのかは分からんけど、肩を落として「ぼく、ほんま体調悪いんですよ〜」っていつも言ってる。 こういう人に性格変えようよ、明るくなろうよと言ってそうなると思う〜? それはなかなか無理な話なんよ。 だから僕は外から変えていくのも1つの手段だと思うわ。 

Y:はぁ、そうですか。 まぁ確かに表現の枠が少なくパッと見てその人の性格を表さないといけない4コマ漫画などでは、怒りっぽい人、不幸っぽい人とかを体の姿勢で表現していますね。 

Aloha健: 精神分析家ヴィルヘルム・ライヒは「抑圧されたものを防衛している抵抗を破るためには窮屈でゆがみを持った身体的姿勢を破らねばならない。 なぜならそのような姿勢は抑圧を解除しようとする力から身を守ろうとする防衛として機能しているからである。」と言っているんよ。 この言葉にあるように身体的姿勢を変えることによって内面的なもの、即ち性格が変わることはありえると考えられることなんちゃうかな。 

Y:なるほど。 まぁ人によりけりでしょうけど、体の姿勢を整えることによって内面が正されたり、内面がポジティブになることによって体の姿勢が変わったり、そういうふうに心と身体は繋がっているということは有り得るかもしれませんね。  

Aloha健: そうでございます!ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわ。 マハローさいならー! 

Y: (姿勢がいいのに性格悪かったら、どないしたらいいんやろ)