2010年6月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  お〜、Y君やないか。 Aloha!Aloha!

Y: 久しぶりに健さんの様子をうかがいに来ました。 なんか体がさらに細くなってますね。 ちゃんと食べてるんですか。

Aloha健: うん、食べてるよ。 まあ、毎日すごく体を動かしてるからな。 最近食べる量が多いくらいやから少し減らしていかんとな。

Y: ところで昨日サッカー見ましたか? 残念でしたね〜

Aloha健: もちろん見たよ。 開催前にあんなに負けてたのに、カメルーンに勝ったところからすべてが変わったね。 チームプレイやから戦術の選び方やチームの結束力とかであんなに変わるんやね。 イタリアやフランスみたいな強いところでも、チームがバラバラやったら負けてるもんな。 日本のあの結束力はすごかったし、全員の勝利への気迫には感動したね。

Y: (結構熱く語って、そんなサッカー好きやったんか?) そ、そうですね。 私もすごく感動しました。

Aloha健: いつも言ってるけど日本人の体で世界と戦うのは大変なことなんよ。 平均の身体能力が全然ちがうんやから。  

Y: オリンピックのときもそう言ってましたね。 そんなに違うんですか。 

Aloha健: うん、例えば平均身長を見ても日本と欧米では10cmぐらい違う。 それに筋肉には速筋と遅筋があって日本人は速筋の割合が低いから、仮に同じ体格でもパワーでは外人には負けるんよ。 そのかわり持久力では勝つけどね。 

Y: へー、筋肉には速筋と遅筋というのがあるんですか。 ではもっとトレーニングして速筋を増やせばいいんじゃないですか。

Aloha健: いやいや、それはいくらトレーニングしてもその割合は変わらんのよ。 だから遅筋の割合が高い日本人はそれなりの戦い方をせんとな。 

Y:(やたら上から目線な話し方やな) どうしたら日本は勝てるんですか。  

Aloha健: これはオシム監督が言ってたように日本は走り勝つしかない。 昨日の試合を見ててもかなり走ってたけど、もっともっと走り勝たなあかんと思う。 それには秘策があるんや。 教えたろか。 

Y: (もったいぶりやがって) はい、ぜひ教えてください。

Aloha健: それはもう少し糖質摂取の割合を減らすことや。 食事の内容を見直すことだけで日本はもっと走れるチームになるよ。 

Y: (また糖質制限の話かいな) 本当にそれは持久力に関わりがあるんですか? 

Aloha健: うん大いに関係する。 それがすべてと言っていいぐらいや。 糖質をエネルギー源の主体とすると瞬間的に発揮する力はすごいけど、すぐにばててしまうんよ。 脂肪をエネルギー源とするとばてにくくなる。 力士は糖質をどんどん摂取してあんな体をつくり、瞬間的な力を発揮できるようにしている。 だけどあの動きは1分も持たんやろ。 

Y: 力士は太っているから、脂肪をたくさん取ってできている体かと思ってました。 でも糖質を制限してもっと走れるようになっても、痩せていったらパワー負けするんじゃないですか? サッカーはボディコンタクトがありますし。 

Aloha健: うん。 だから、バランスの問題やね。 でもまあ、そもそも人は普通でも糖質取りすぎやから、かなり糖質減らしてもパワー負けするほど体重は落ちないと思うよ。 普段は米やパンや麺類は極力食べないとかね。 ビールは糖類0の発泡酒にするとか。 砂糖は使わないとか。 

Y: 米を食べないと逆にばてそうな気がするんですけどね。 

Aloha健: そうそう。 日本人は執着というか信仰というか、米に対する気持ちが強いからね。 僕もいろんな人に糖質制限を勧めているけど、米を食べなくなった人はほとんどいないもんな。 米食べずに、何食べるのみたいな。 

Y: そうですよ。 普通はそう思いますよ。 でも健さんは、実際糖質制限をして元気で健康そうですもんね。  

Aloha健: そうや。 名前の通りの健康さんや。 これで120歳は間違いなしや。 

Y:  (そろそろうざくなってきたな) はい、分かりました。 120歳間違いなしですね。 ところで今日は海は入らないんですか。

Aloha健: う〜ん。朝5時に入ったんやけどな。 まあ、今も波よさそうやし、もう1回波乗り行ってくるわー マハローさいならー! 

Y: じゃあ、また1ヵ月後に様子見に来ます。 さよならー!