2013年6月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 今日は「オバサン化」についてお話したいと思って来ました。 オバサンとは何歳からだと思いますか? 

Aloha健: そうやなぁ。 高校生のときって23歳とかの社会人はもうオバサンと感じてたような気がするし、若年層からの視点を取り入れ、実年齢的には25歳位からが「オバサン」カテゴリに属するかもな。 30歳で若作りしている人は痛々しい気がするし。 

Y: (手厳しいな) 25歳からオバサンだと、「オバサン」としての人生は長いですね。 

Aloha健: そうそう!女性はオバサンと言われると嫌なのかもしれないけど、それから逃れようとするより潔く受け止めた方がいいと思うわ。 誰しも若いだけでチヤホヤされる時代を経験し、そしてそれが通用しなくなる。そこからが勝負やで。外見的な見た目年齢や、知性、経験値、エネルギッシュさなど、いろいろな要因が関係するのが「オバサン」フィールドやわな。 で、「オバサン」の次の段階は「お婆さん」なわけだけど、50歳でお婆さんの人もいれば、70歳でオバサンの人もいる。 「若者」から「オバサン」には万人一律にステップアップするけど、「オバサン」から「お婆さん」へは、「オバサン」期をうまく過ごせばステップアップしない可能性もある。だから人生で一番長いであろう「オバサン」期をどう過ごすかが大切やと思うわ。

Y: ということは、女性の「オバサン」としての人生は約40年ぐらいあることになりますけど、オバサン化にも軽度から重度まで幅がありますよね。 重度にならないためにはどうしたらいいと思いますか?

Aloha健: 男も一緒だけど、内面的には自分の持ち分野で日々努力を惜しまず挑戦していくしかない。 外見的には男女とも1:太らない 2:姿勢よく動きが機敏 女性のみ3:薄化粧 だと俺は思う。 もちろん、美容にお金をかけていてバッチリ化粧のふくよかで色気があるのかもしれないオバサンもいるけど、そういう貫禄のあるオバサンではなく、ナチュラルなオバサンの方が一般的にはオバサン化が進行しないように思うな。 特に化粧に関しては、年々隠すものが多くなるのは男も女も一緒で当然分かるけど、厚塗りはいかん。 そういや今思い出したけど、以前勤めていた塾では「○○クラス合同懇談会」みたいなのがあり、母親40人ぐらいが一同に集まる。 大体の人が上流な感じで着飾ってきているんだけど、その母親達が待機している部屋にドアを開けて入室した瞬間、すごいオバサン臭が押し寄せてくる。 その残り香はしぶとく、懇談会終了後もその教室にはその匂いが立ち籠められていて、またモワーと押し寄せてくる。 あのオバサン臭は間違いなくファンデーションの匂いだと思う。

Y: (世の女性全体を敵にまわす発言やな・・・) はぁ、そうですか。 そういえば歌人・河野裕子さんの歌に「病むまへの 身体が欲しい 雨上がりの 土の匂ひしていた 女のからだ」というのがあります。 設定こそ違いますが、健さんが言いたいことは、若いときのように土の匂いがするようなオバサンがいいということですね。 ファンデーションではなく。   

Aloha健: うん、テニスの伊達公子さんなんか43歳だけど、土の匂いがしそうや。 そうそう、ちなみに「オバサン」は関西弁で言えばオバハンやけど、大阪のオバハンは凄いよ! なんたって大阪のオバハンは、オバハンじゃなくオッサンやからな! つっかけ風な履物にアニマル柄の服を合わせ、短髪にパンチパーマをあてている。そしてオッサン化してることに誇りを持っていそうな立ち振る舞いや。女子トイレに行列ができているときなんか、「今だけオッサーン」と言いながら男子トイレに入ってくる。 あれはある意味すごいで! カテゴリを逸脱してるからなー! ほな、波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー

Y: (自分がオッサーンなことには躊躇せず語り終えたな)