2019年6月30日の対談



Y: 健さん、お久しぶりです。こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 先日、おもしろいデータをみました。数年前にされた世界での大人の学習到達度ランキングの詳細です。日本式詰込み教育が「悪」、思考力を育てろ、という喚起がいつの時代も根強くありますが、それを一蹴するランキングです。 

Aloha健: 日本の「学習塾」は英語で「cram((無理に)詰め込む) school」やもんなぁ・・・

Y: OECDが「国際成人力調査(PIAAC・ピアック)」というものを実施しています。15歳児を対象とする学習到達度調査(PISA)の大人版で「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野から出題されました。その結果が実に興味深いです。

Aloha健: ほほう。

Y: 日本人の成人は世界の中で、読解力、数的思考力の2分野においては参加国中1位、ITを活用した問題解決能力も、コンピュータ調査を受けた者の平均で参加国中1位でした。報道されましたよね。しかしそのテストの問題までは見てなかったのですが、問題をみたら驚きました。知識の有無を問う問題ではないので、誰でも解けそうに思える問題なのです。逆にこれを解けない大人が世界中にたくさんいることが信じられないぐらいです。

Aloha健: これやな、ふむふむ。適性検査みたいやな。
piaac1

Y: そうなんです。日本人が1位ということは、日本特有の「受験システムとそれに必要な塾通い」によって、他国より問題を解くことに慣れているのかもしれないですね。

Aloha健: 社会のマジョリティにとっては問題の意味が分かりそれに適切に答える、という流れを確実にこなせる能力が必要ということやな。もちろん一握りのギフテッドは、思考力を磨く教育に主眼を置いたらいいけれど。そうか、やっぱり「詰込み、反復」して作る土台は必要よな、よかった、このデータと問題を見れて!ほな波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー

Y: (単純やな)