2016年8月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 夏休みが終わりましたね。花火大会が終わると、夏の終わりが告げられた感があります。今の世代の学生も、花火大会に意中の人を誘ったり、二人で浴衣を着て出かけたり、そういう夏の恋はあるのでしょうか。

Aloha健: さぁどうやろね。今時のことはさっぱり分からんわ。今まで「花火、行くの?」「誰と?」という生徒との会話で、家族・友達以外の返答を聞いたことないわ。  

Y: (それは単に内緒にされてるだけやろ) 世代によっていろいろとデートパターンも違うでしょうからね。

Aloha健: SNSが普及して、意中の相手の情報収集・行動パターン・個人情報がリアルタイムでわかるようになってるから昔とは違うよね。でも恋愛に関しては色々知りすぎたからいいっちゅうもんでもないやろけど。

Y: ネットで「▲▲は○○ちゃんばかりにコメントをする」とか「◆◆君のFBの写真には高確率で※※ちゃんがいるのはなぜ?」とか、昔とちがって推測する材料が多い分、逆に難しそうですね。

Aloha健: じゃあ恋に悩める男女に 愛の神アプロディテケンが、恋愛の極意を授けよう!

Y: (アプロディテは女神やろ)はぁ、お願いします。  

Aloha健: 常に気をつけてほしいのは、「口だけならナンボでもどうとでも言える」ということや。 というか今は言うことすらなく、メールで済ますのかもしれないけど、見るべきところは「実際に相手がする行動」だけに絞るべきということね。昔は、アパートへの帰りを外で5時間待つとか、相手が欲しいものを何軒もお店を周って探すとか、そういう「かけた時間」であらわす熱意の表現方法があったけど、今はそういうのがない。しかもそんなことをすればストーカー呼ばわりされる世の中になっている。でも本質は何も変わらない。行動だけを見るんや。

Y: 言動は考慮せず、行動だけで相手の本気度を見極めるということですか。

Aloha健:  そうや。これは学生以降の婚活期に入っても同じ。分かりやすい例だと、付き合っている男性に女性が結婚したいと暗に迫っても「仕事が落ち着いたら君と結婚したいと思ってる」という返答だったら、口先だけで行動しないのだから本気度は低いということを見極めないとあかん。「今は確かに仕事が大変そうだし、一緒に応援して待ってあげよう」などと思うのは勘違いということね。これは恋愛だけじゃなく勉強も仕事も同じことで、人は口では理想を語り、できもしないことを一時できる気になって口にしたりする。「○○校に行きたいので頑張ります」にしろ「この仕事、なんとしても頑張ります」にしろ、熱意を表すことは誰でもナンボでもできるけど、口先じゃなくその後の行動だけを見て相手の本気度を確かめたら間違いないんや。

Y: 今も昔も同じ。相手の本意を見極めるためには、行動だけ注視すればいいのですね。 

Aloha健: 「男児が事を成すには時があるのだ。たとえ市井の侠客と呼ばれても、胸にある一片の素の心は全く変わっていない」高杉晋作の言葉やけど、ネットがある便利な世の中でも、男の心は何も変わっていない!ほな、波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (どうやらサーフィンは本気のようやな)