2017年8月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 夏も終わりに近づいてきましたが、サーフィンは楽しめていますか?

Aloha健: もちのろん、あたり前田のクラッカーや! まったく飽きへんわー

Y: 男性は1つのことに熱中すると長いですね。 

Aloha健: 男女の差はあるな。 例えば数学で「なぜこうなるのか」と没頭して考え続けるのは女子にも少数いるけれど圧倒的に男子のほうが多い。男子は「今日はここまでにしよかー」と終業の一声をかけるまで勉強に集中し、その後にホワイトボードに書かれた自分の宿題をメモするけど、女子は終業の一声までに要領よくメモに写し済みの人が多い。そういうところにも行動の差が出ているよね。

Y: そういう差があるのなら、性差によって得手不得手があって当然ですね。

Aloha健: んーーそうやねん!!!

Y: (なんや、急に) いきなりテンション上がりましたね。禿同ですか?

Aloha健: 誰が禿げやねん。 少子化で男子校女子校が減ってきて共学化するのが時代の趨勢や。 しかし男女の脳には生得的な違いがあり、学び方も、優先順位も、物事の捉え方も違うわけや。 それやったら高校は特に、別教育したほうがホンマはええんやで。

Y: しかし共学校にもいいところがありますよね。社会に出れば男女両方いるのですから。

Aloha健:  そうそう、確かに男女平等のために男子も女子も等しく扱われる共学の風潮や教育が必要かもしれない。あるいは異性に慣れることが必要、コミュニケーション能力が上がる、青春を感じられる、時代的に別学なんてありえない、などいろいろな意見があると思う。 しかし男女平等については別学出身者のほうがニュートラルな意識があると言われているし、異性交流に関しても共学別学の生徒に高校時のデート回数の有意差はないというデータがある。言うまでもなく成績は別学で学んだほうが伸びる。有名大学の出身高校は男女別学が多いし、共学でも男女別のクラス編成にしていることが多い。また、共学校の女子のほうが望まない妊娠件数が多いというデータまであるで。

Y: 女子校ではなく共学の女子のほうが、ですか?

Aloha健: そうや、共学では男女の付き合いはほぼ属するグループの格で決まる。男子グループと女子グループが、グループ絡みで仲良くして、その中から交際相手を選びがちなんや。そういう風にグループが単位になると、進んでいるA君とBさんのペアを追従、という仲間内の圧力が男女ともにかかって、ある女子が受け入れを拒むと男グループからも女グループからも説得が入ったりして、ややこしくなりがちなんや。それに対して男女別学だと、個人対個人の付き合いをしている交際が多く、男女交際と学校の友人関係は切り離されているので変な圧力はなく、女子は自己決定権を持つことができると言われている。 これは性のことだけに限らず勉強姿勢や将来の展望にも当てはまり、別学生徒のほうが「学校での立ち振る舞いが全て」の人生になりにくいわけや。なんでもかんでも男女一緒にすることが男女平等なわけではない。両者のちがいをそれぞれが認めて教育されたら別教育でもいいんやからさ。 とは言っても、もう今のご時世、共学校が約9割を占めてるんやけどな。ほな、波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (結局禿同ってことですね)