2012年9月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: もう今年の4四半期に突入ですね。ここから年末まではあっという間です。 

Aloha健: そんなことどうでもいいねん。 それより面白い試験問題ってのを考えてみーひんか?

Y: (いきなり、なんや)例えば何の問題のことですか?  

Aloha健: 「定期試験や入学試験がこんなんだったら面白い」というのを考えるっちゅうことや。

Y: そうですね、じゃあ「21××年、人類に突然変異が起こり、父1m80cmと母1m60cmの夫婦から産まれた子供A君が18歳で3m1cmになりました。父側と母側の3代前までの身長は図の通りです。以下の条件が成り立つ場合、子供A君が3m以上の身長になる確率は何%だったのでしょうか?」はどうですか? 

Aloha健: いや、あんまりおもろないな。

Y: (失礼な!)じゃあ「A君とB君は親友である。252年前の年齢がA君△歳、B君▲歳で、現時点でA君の年齢はB君の年齢の3倍であるとき、現時点の年齢は何歳か」やはり私はこういう現実的ではない問題を面白いと感じますね!

Aloha健: 全然、おもんないな。 

Y: (くそー)では取って置きのものを! 「A子さんは自分が綺麗に見える顔の角度を模索している。A子さんを90度横から見た場合のデータは以下の表にある。条件1:鼻が高く見える、条件2:目が大きく見える、という条件を満たし、A子さんが最も綺麗に見える角度は、正面を0度、横を90度とした場合、何度になるか」これは女生徒なら興味がある問題ですし、図形の勉強にもなります。

Aloha健: イマイチやな。  

Y: (そんな咄嗟にもうこれ以上思いつかへんわ・・・)じゃあこれが最後ですけど、「身長175cm120kgのA君はいわゆるデブである。ある日大雨が降ったが傘を持っていなかった。傘を買うお金をけちる性格だったのだ。その日の雨は大降り、且つ、向かい風であった。A君は全力疾走をするか小走りにするか歩くかを瞬時に決めて雨の中に飛び込んでいった。一体、それはなぜか」どうですか?高校数学もストーリーが面白いとやる気になると思うんですが。

Aloha健: うーん、もっと画期的なのを求めてるんだよねー

Y: (わかったぞ、自分はノープランのくせに、めちゃ振りしたんやな)では健さんの問題を・・・

Aloha健:  いやいや!俺は算数的に面白い問題の話をしたかったんやけど、まぁYさんも問題文的に頑張って考えたと思うよ。 なぜかというと現実離れした問題作りという視点を持ち込んだからね。 例えば1個目の問題を経てると、自分の子供が背が止まらず伸び続けた場合、普通の親なら200cmに近づくあたりから不安になり、親「なぜ自分の子供は成長が止まらないの?」子「もう一生に一度の願いだから止まってほしい。」と切実に思い、親子揃って神社に祈願しに行き夜も眠れないほど心配するかもしれないけど、この問題を解いたことがあれば「そういうことも確率的にありえるかもしれない」と考えられる。あるいは、急に火星人に出くわして「ボクハ1035サイノカセイジンデス」と言われても「そういえば小学校の頃の算数の問題で2560歳という解が出たことがあったな」という経験があれば驚かなくて済む。また、どの角度が1番きれいに見えるのかという算数の問題に取り組み続けた美容に興味のある女生徒は、その経験をもとに世界的な美容整形外科になるかもしれないし、それに、将来自分がメタボ気味になり傘を忘れた日には雨の中を全力疾走すると瞬時に選択できるし、梅雨の時期など雨の日が続くと激しい全力疾走の繰り返しでメタボ体型が少しマシになるという棚ボタ的なことも起こるかもしれない。そう考えていくとさっきYさんが考えた問題文は非常に有効になるということやわな。役に立つときが来るかもしれない。だからそういった意味ではYさんの問題もよかったと言えなくもない。 

Y: (アホや)

Aloha健: ということで総括も終わったし、ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (やっぱりな)