2018年9月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 先日、中国経済に詳しい方とお話しする機会がありまして、噂には聞いてたんですが、未来都市・深センが凄いことになっているということでした。

Aloha健: そうなん?

Y: 電子マネー、顔認証決済、キャッシュレス、無人バス、ドローン宅急便、無人コンビニなどが社会インフラとして整備されていってます。

Aloha健: ほぉ、それはすごいね。深センは20年前に行ったことあって日本より遅れているように感じたけど、すごい勢いで発展したんやねえ。

Y: 日本人が誇りにしていたインフラは今や普通の都市レベルみたいですね。「日本は進んでいる国」「日本は比較的、お金持ちの国」と思っていましたけど、どうやら先進国の中では最低クラスのようです。

Aloha健:  国別GDPだと1位アメリカ・2位中国・3位日本だけど、先進国の基準としては一人当たりGDPが重要な指標だよね。そっちは日本は25位だからね。中国も経済大国だけど、人口が多いから一人当たりGDPだと水準が低く先進国とはみなされないけど。 

Y: 中国人が爆買いで日本に来て日用品を買いまくっているのは、日本の商品が質もよく安いからです。つまり日本は中国人から見て「安い国」なわけですが、事実、最低賃金も先進国のなかで下位レベルなわけですから、そのうち「日本人は人件費が安い」と外国人にこき使われる日が来るかもしれませんね。

Aloha健: 世界の人口は増えていくけど、日本の総人口は減少していき2050年頃には9000万人くらいになると言われている。しかもその4割が65歳以上の老人になる。日本の国力が衰えるのは既定路線だろう。そうなると優秀な日本人は海外に移住していくだろうね。国力衰退の原因はCNNやBBCがテレビで映る国は世界中にたくさんあるけど日本はそうではなく狭い国内の中にばかり目を向けて来てしまったから、国際化、ボーダレス、ネットでつながる世界、に乗り遅れたこと。アジアの他の国は本気出してその波に乗ろうと努力してるから。

Y: これから日本を支えていく若者はどうしたらいいのですかね。

Aloha健: 今の日本は自画自賛、民族性を美化したテレビ番組や本が氾濫してるけど、そういう情報はさらりと流し、これからの日本人である自分の「世界」での生き方を考えて行動していくんや。そういうふうに意識を変えないといけない転換点に立っているってことやろうね。でも上にのぼるだけのエスカレーターはもう壊れてしまったけど、ある意味、非常に面白く、努力しがいのある時代に突入してるよね。 ほな、波が俺を呼んでるし、波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (とりあえずホーム画面をyahoo!JAPANからyahoo.comに変えることから始めてみよう)