2009年10月23日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y:開業してから半年が経ったんですよね・・・時が経つのは早いですね! 本当にたくさんの人に支えられているようなので、感謝感謝ですね。 本当に、感謝という言葉しか思い浮かびませんね。 

Aloha健: そうやな〜。 会社勤めのときと違って、人に支えられてる感をダイレクトに体験してるね。 それにしても時間が経つのは早いなぁ〜。

Y:しかし考えてみれば「時間が経つのが早い」ってヘンな言い方ですよね。 わたしたちは時間の中に生きているわけですから。 絶望的に1日が遅いときもあれば、一瞬で過ぎる1日もあります。 でもそれはわたしたちの感覚だけの話であって、時間の中に生きて、つまり未開発のなかを生きているんですよね。 

Aloha健: 未来は分からないからね。 過去をやり直すこともできないけど。 今はこの今だけやからね。

Y: ほら!今! もう既に過去、もう既に過去、もう既に過去・・・・の積み重ねですもんね。 一瞬前のいかなる所業も無には帰することはできません。 そして一瞬後は闇なので大地震が来て死ぬかもしれないし、世界が終わるかもしれない、突然眼が見えなくなるかもしれないし、何が起こるかわかりません。 でも近年は「予測する能力」を競う傾向にあると思います。 例えば何年か前のホリエモンの「想定内」という流行語も、言わんとすることは予測する能力が高いということです。

Aloha健: 頭が良くて頭でっかちになると予測したがるもんやからね。 でもサーフィンしてたら「この波は絶対乗れる!」と思ったのに乗れないこととか、この天気図なら波が上がるはずやと思ってたのに波がなかったり、予測できひんことばっかりや。 自然は予測できんからな。 こんなに文明が発達しても2〜3日後の天気予報でさえことごとく外れることを見たら、自然界の偉大さを感じるね。 

Y: (またサーフィン話か) そうですよね。  

Aloha健: サーフィンするために早起きするときは時間に厳しくパッチリ眼が覚めて時間の中を確実に生きてるけど、それで起きてから海に入ったらサーフィン中は時間を忘れてるな。 時間を忘れるために時間に厳しくなってるっておもしろい話ちゃう?  あはははは! 

Y: (別におもしろくないですが) またサーフィンの話になってますよ!

Aloha健: えーやないか! サーフィンってのは人生の縮図なんや。 儚いから没頭するんや。 時間が過ぎるのが早いとか遅いとかそういう次元じゃなく時間の中を生きているということ自体を忘れてしまう空間なんや。 どうや?最高やろ〜? 

Y: そうですか。 よく分かりませんがそれはよかったですね。 そこでちょっとお聞きしたいのですが時間の中を生きていること自体忘れるってどういったことでしょうか? 時間や空間などの話には私は興味があるんですけども、もっと詳しく話していただけますか? 

Aloha健: (詳しくって・・・もうこれ以上の表現はないんやけど) そやな〜 時間について哲学的に話すネタは、もちのろんいっぱいあるし、本当は説明してあげたい気持ちでヤマヤマ山ピーなんやけど、まぁそれはまた今度話することにするピー! そろそろ時間の中に生きている俺は海にいかないとあかんのや。 ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー! 

Y: ( 何がヤマヤマ山ピーやねん。ごまかしてやがるな)