2012年10月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: さきほどたまたま占いを見ましたが今日は健さんにとっていい日だそうです。女子は占いが好きな傾向がありますが、健さんは占いを信じますか? 

Aloha健: 占い?全く興味を持ったことがない分野やなぁ。 でもよく思い返すと、俺の星座について今まで2人の人に「あなたは牡牛座でしょ?」と言われたことがあって、それ以外に星座について言われたことがないんだけど、それって1/144の確率で当たってるということだから、こんな低い確率のことが偶然起こるとは考えにくいなぁとは思うよ。

Y: 占いって謎だらけですから、一概に「信じない、当てにならない」と断言できるようなものではないですよね。 正規の占星術では、太陽と月を含めた全ての惑星の動きを取り入れた誕生時の星の配置を出し、この配置が人の運勢を支配すると考えられているそうです。  

Aloha健: ほぉ。

Y: 太陽系は地球1つだけではないですし、惑星も多く存在し、太陽の重力だけでなくて惑星同士の重力の影響もあるので、たった100年後でも状況は複雑です。だから誕生の正確な時刻まで含めた占星術を「信じない」と断言することは、全貌が明らかでないことに「信じない」と言ってることだと分かります。

Aloha健: うむ、現代人は、古代人より洗練され情報があり知性あふれていると誰しもそう捉えている。現代では占いなんてナンセンスであり、まじないなども含めた民間伝承の類のものは迷信だと漠然と信じられているけど、それは傲慢なのかもしれんなぁ。非科学的だとしても、占星術の知恵が意味あるものか否かとは関係がない。だって俺たちは古代の占星術についてほとんど何も知らんわけやしね。占星術に学問的意味を見出している人がいるのかいないのかも知らないけど、誰かが現代の天体観測技術を使って実証研究してくれたら面白い結果が出るかもしれないね。

Y: そうですね。心理学者は総じて、認知だの行動だのといった一群の概念だけで人間をパターン化します。それと占星術によるパターン化に優劣がついているのはおかしいですね。人間はそもそも千差万別なのだし、それをパターン化するにあたって現代の心理学は有用で、古代の占星術は無用だと、どうして断言できるのでしょう。

Aloha健: まぁ俺も、占いについて信じるとも信じないとも言えないけれど、認知行動学で分類されるよりかは出生の天体の配置で分類されサイクルが決定しているという未知な部分を科学の力で突き詰めてほしいという感じはするかなぁ。 

Y: 星の位置が人間の資質に影響を及ぼしていると仮定するなら、なんらかの方法で脳細胞の発達と星の運行が関係しているということです。そのあたりが解明されたらもっと楽しくなりますね。

Aloha健:  そういえば関係あるかどうか分からないけど、職業によって誕生日に偏りがあるという話は聞いたことがある。医学部学生の誕生日は6月(双子座と蟹座)に多いらしい。当初は誕生後すぐに日照時間が長いということが影響しているのかと考えられたけど、南半球でも同じ結果だったらしい。もちろん統計の話だけど、なんらかの偏りがあるなら何かがあるかもしれないと興味を持つのは楽しいことだよね。 

Y: そうですね。私も正しい出生時刻を調べて、本格的な占星術で出世時の星の位置を取り寄せてみようかなと思います。

Aloha健: じゃ、俺のも頼むわ!ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (サーファーに誕生月の偏りがないかも調べなければ・・・)