2015年10月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 健さんは生活していく上で、ポリシーとか自分の哲学とか、何か指標として意識していることはありますか? 実は知人から相談されていることがあるのですが、何と答えればいいのか、分からないのです。  

Aloha健: うーんそうやなぁ・・・お、朝食こぼして、チョーショック! 

Y: (今日はおやじギャグか) ご飯中でしたか、あとにしましょうか。

Aloha健: すまんすまん、大丈夫や。指標はあるよ。自分で考えたんじゃないけど。  

Y: 誰が考えた指標ですか。

Aloha健: 偉人と呼ばれる人の大半が、口を揃えて言ってることや。自分の頭で考えることの大切さを教育しながらパクリで悪いけど、大勢の偉人が言うんやから、指標はもうそれで決まりでいいやろ。偉人をいじんなよ! 

Y: (無視しよ)じゃあその指標を教えてもらえますか? 

Aloha健: 自分が何かで悩むときや、人が何かの相談を持ちかけるときの心の状態は、大体似てるんや。例えば恋愛や結婚や進路や就活とかなんでもだけど、「AとBと(Cと・・・)の間で迷っているが、どれがいいと思う?」というもの。そういう場合、大体がAは安定していて無理をしなくていいし、100人いれば90人が選ぶような常識的な選択肢。Bは、不安定で無謀かもしれない選択肢。相談者は、他人がAを勧めるだろうことを知りながら、相談を持ちかける。「えーでもさー、Bもねー○○という長所があってさー」と、確かにBがベストだ!とは自分でも到底思えないけど、後悔や未練が残る気持ちを伝える。で、Bを推してほしい、あるいはBが論外だと断言してほしい。これが心境や。ところでイスに座っていーっすか?

Y: (完全スルーや) はい、どうぞ。

Aloha健: ここで偉人ならどうするかの1つ目だけど、安全な道、この例だとAを選んで偉人になった人は古今東西あまりおらんのや。岐路では、人が選ばなさそうな方や危険なほうを選ぶのがいいみたいやで。簡単なことじゃないけど、保身はあかんっちゅうことやな。 お、Y君、ほらあそこ見てみ! コンドルが地面に食いこんどる!

Y: (それ結構おもろいな) コンドルなんていませんが。

Aloha健: そうか。2つ目はAかBか選択したあとの後悔についてや。これは自分の生活でも感じるけど、後から考えて「ああしたらよかった」と後悔するほうが「ああしなけりゃよかった」と後悔するよりはるかに多い。行動したほうがマシなんや。偶然回ってきたタイミングで、挑戦すらせずにやり過ごしたことは、必ずいつか後悔する。なぜならもうそのタイミングは回ってこないからや。これも多くの偉人が、口を揃えて言うてる。俺は、こんな親父ギャグ公開に後悔してるけどな。がはは

Y: (じゃあやめたらいいやろ) はい。

Aloha健: そんで3つ目は断念する力や。何かを選ぶと何かが手に入るような気がするけど、そうではなく、その代わりに他の何かをやめたり失うことになることが多い。つまり大事なことほど、あれもこれも・・・というように手に入ることはなく「どっちに転んでもいい」というような保険も効かない。何かを選ぶということは何かを諦めるということだと事前に理解しておくことが大切らしいよ。人はどうしても1度手に入れたものを失うことに臆病になりがちで、今ある状況は守ったうえで新しいものを欲しがるけれど、そんな虫のいいことはなかなかないみたいや。

Y: なるほど。 どれもいざ自分の立場になれば行動は難しいと思いますが、知人に伝えてみます。

Aloha健: 日本の波はジャッパーン、俺もさらにおやじギャグを海岸で開眼してくるわ!ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (もっと断念する力を身につけたらどうやねん)