2009年11月3日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 最近、調子はどうですか?

Aloha健: そうやな〜。 毎日元気にサーフィンしてるよ!

Y: サーフィン以外の調子はどうですか?

Aloha健: そりゃ当然いい感じよ。 充実してるっちゅうわけや。

Y: なるほど。 今日は、気持ちの持ち方といいますか、心の保ち方についてお話したいのですが、健さんは私のお見受けするところ、ポジティブでもネガティブでもない中庸な感じで、日々を過ごし物事を受け止めている感じがします。 いいのか悪いのかは分かりませんが感情の起伏は極めて小さいですし、熱血タイプでもなく冷徹タイプでもない印象です。 何か気持ちの持ち方で気をつけている点はありますか?

Aloha健: ここ10年ぐらい、「前向きに生きればツキがまわってくる」という斉藤一人さんのような考え方が流行っているよね。 ポジティブシンキングで難関を乗り越えていくというような。 これは正しい気持ちの持ち方っぽいけれど、でも向き不向きもあるし、みんなが目指すべき正しい考え方ではないような気がするね。 

Y: ポジティブに生きるというのは、とても良いことのような気がしますけど・・・ 

Aloha健: 「ポジティブに生きている自分」というものを想定して、その像に向かってポジティブになるというのは弊害も多いと思う。 その想定した自分像を目指しているのに日常生活でストレスを感じてしまう、という自分にストレスを感じるというようになる恐れもあるからね。 

Y: そうですか、人によりけりですよね。 私はいろいろ悩みを抱えても、結局「ポジティブに生きる」というところに辿りつく思考回路になってしまっているのですが、これは自己満足であって、これを振り回すと周りを傷つける可能性があるなと最近思っています。

Aloha健: 例えば受験でよくあるシチュエーションなんやけど、ポジティブシンキングで、想定した自分像に向かって、がむしゃらに努力して、それでも夢が叶わなかったり苦しみを味わったりすることもある。 それは「自分の努力が足りなかった」と自己否定するしかないところまで上り詰めてしまっている状態だから救いようがなくなるんよね。 だから自分で自分の像を作ってしまうのは危険もあると思う。  

Y: じゃあ自然体がいいということですね。 

Aloha健: そうやな。 あんまり自分にハッパかけて高みに上ろうとするとしんどいしね。 リラックスが1番よ。 

Y: (自分がリラックスする口実とちゃうやろな) 確かにリラックスが1番ですけど、リラックスし過ぎないよう気をつけてくださいよ!

Aloha健: リラッークス! リラッークス! リラッーークス! ほら、おまじないのように効いてくるやろ! せーの! リラーーーーックス!!! ほな、リラックスするための波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー! 

Y: リラックスってよく使う言葉やけど奥が深いんやろうな・・・