2010年11月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: めっきり寒くなってきましたね。 明日から師走です。 海には入っていますか?

Aloha健: そりゃ当然入ってるよ。 今月は波がよかったからね!

Y: そうですか、寒いのに元気ですね! 四万十のサーフ環境(波に対しての人数の割合と気候)の質は全国的に見てトップレベルです。 質にこだわったから、健さんは四万十に移住をされたわけですよね。

Aloha健: そうよ、そうよ! 俺は、「THE!質にこだわる男」やからな!

Y: (なんや、その発言は・・・) そうなんですか。 自称・質にこだわる男って、カッコいいんだか悪いんだか分かりませんが、一応カッコいいですねー と言っておきます。

Aloha健: かっこいいに決まってるやろ! 俺は質にはこだわるで。 例えば教材も、かなりの質の差があるから当然こだわりがある。 

Y: 教材ですか? 

Aloha健: そうや! 教材には思考力を使うものと、そうではなく単に量をこなすだけのものがある。 思考力を使う問題は解いている本人もおもしろい。 しかし無機質な教材は子どもが退屈になり勉強嫌いの原因にすらなる。 そして思考力を使う教材ってのはなぜか少なく、ざーっとした感覚だけど1割ぐらいしかないと思う。 ちなみに公教育は思考力を養える教育はされていない。 まぁ、いろんなレベルの子がいるからしょうがないんだけど、勉強嫌いをつくる可能性が高まるよね。 その点、私立の学校は、思考力を養うことに特化した教育をしているところが多い。 私立は授業料が高いけれど、そのぶん得るものも大きいわな。 

Y: なるほど。  他に教材の質の差ってありますか?

Aloha健: あるよ、あるよ、ナンボでも。 例えば既出の要点を自動的に復習、しかも少しレベルアップして出てくるような進み方になっている教材は素晴らしい。 TVゲームで敵を倒しながら、自分のレベルを上げて、更に強い敵と戦っていくような感覚になれるというか。 ただ単にその場限りで問題があるのではなく、螺旋状の階段を上っているような感覚がリアルに分かると、子どももやりがいがあるってもんよ。 

Y: へぇ、最後のほうは抽象的な発言ですが、まぁたくさん教材を見てると目が肥えてくるんでしょうね。 ちなみに私は子どもの頃、西北出版の問題集が好きでした。 飾り気がなく、白黒印刷で、子どもに媚びてない毅然とした感じというか、そういうところが気にいっていましたね。 

Aloha健: ほぉ、西北出版か。 地味な子どもやね。 

Y: そうです、地味です。

Aloha健: 今とは大違い・・・おっと失礼! ほな、波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー! 

Y:  (失礼な)