2017年12月30日の対談



Y: 健さん、こんにちは。 

Aloha健:  Aloha!

Y: 今年も終わりです。来年の抱負はありますか?  

Aloha健: 抱負とは少し違うけど、毎年考え直すことがあるよ。教育について初心に戻るというか。

Y: (珍しくサーフィンの話にならんかったな)そうですか。

Aloha健: 俺は教育職についている。学校の先生とは違って学力を上げることが主な役割だけど。 教育職の、乳幼児を見る先生から大学教授まで全ての人が、教育の指針として据えなければならないのは何か知ってる? それは教育基本法第一条「教育の目的」に書いてあるねん。 

Y: そういえば改正がありましたよね。

Aloha健: 改正はもう10年ぐらい前のことだけどね。この教育基本法「教育の目的」を、毎年元旦に見直すことにしているよ。

Y: へぇ、初耳です。

Aloha健: これは改正される前の教育基本法第一条・教育の目的だけど、 「教育は人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない」。改正後は目的と目標に項目が分けられて、現代風にアレンジしつつ「全てを詰め込んだぞ!」というような内容になったけど、ここでは馴染み深い改正前の内容を見ていくね。一つ一つ見ていくと、塾なので学問を学び真理を探求するための土台作りには貢献しているつもりや。個人の価値を尊び、自主性は大事にしている。個別指導だから皆揃って進めていくわけじゃないし、ある程度自由な空間作りに力を入れている。しかし他人を尊重したり、また、正義を愛する心の教育はされていない。勤労の大切さは土地柄なのか、幡多地域の小学生は元から割と心にあるように思う。あとは「心身ともに健康」に野外学習は少しでも寄与しているか などね。1個1個見直していくねん。

Y: 日本人として、教育を考えるってことですね。

Aloha健: そうや。塾だから出来ないことも多いけどな。あ、そうやそうや、来年からはこの30のつく日は季刊にするから! ん?なんやこの阿鼻叫喚な・・・ははぁ1億2000万人が今、突然の季刊への変更発表にショックを受けたんか。なるほどな! ほな今日も波が俺を呼んでるし波乗り行ってくるわー マハローさいならー!

Y: (アホや)今年も大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。