教育への考え方

こどもは元気が一番! その子なりの興味や関心に沿って学ぶのが一番!です。 だから、勉強したくない子どもはする必要がないと思います。しかし、多くの子ども達は学校生活が長くなるにつれて、世の中の流れや価値観を身につけ 「勉強しなくちゃ」という漠然とした観念を持つように育っていきます。その思い込みが一体どういうものなのかもよく分からないまま、一応「勉強しなくちゃ」と思い込み 一方の親も、わが子を「何とか普通ぐらいの学力は持たせたい」と考えるようになります。でも、ここで言う漠然とした「勉強」に一体どんな意味があるというのでしょうか。本当に子どもが望んでいる勉強なのかどうかも定かではないまま、勉強の意味も問わず ただ「人並みじゃないと大変だ!」と多くの人が世間に誘導されているように見えます。しかも、ただ闇雲に「勉強しなくちゃ」と言って勉強しても、徒労に終わることが少なくありません。では、どうしたらいいのでしょう?まずは、自分が勉強に挑みたいのかどうなのかを判断すること。自分で考え、自分で決め、決めたのなら、やり遂げる。
僕は神戸にある進学塾でハイレベルクラスの理系科目を15年間受け持ってきました。「子どもにとって本当に必要な力って何だろう」ということをいつも考えてきて、辿り着いた結果があります。それは勉強を教えてもらい「ああ、やっと分かった。勉強っておもしろいな」と感じることは 子どもにとってもちろん必要なことです。しかしそれよりも、自分の好奇心によって課題や目標を見つけ、自分でそれに取り組んでいくこと(自学自習できる力)、それがとても重要だということです。子どもに対して最も必要な教育。それは「好奇心を育てること」です。好奇心旺盛ならば、どんな力も備えることができます。これは一生役立つもので、社会に出てからも自己研鑽にはげむ力として利用できるでしょう。子どもは壁にぶつかったとき自分で突破していく力が自然に備わっていると感じます。だから周りの大人達は子どもの本能の邪魔をせず 好奇心を育てるサポートをしてあげるだけでよいと思います。

もしも勉強すると決心したのなら・・・

解く過程を観察したり、テストしたものを採点したりしていると子どもは好奇心に従って、勝手に本に学んでいることがよく分かります。自分で自分に説明し、分からない問題は巻末の解答を見て自分なりに納得しているのです。そういう子どもは、そのうち自分で自分の答案を採点することができるようになります。 こうなると「独学が可能」という状態になり、好奇心と明確な目標、そして分かりやすい本があれば子どもは勝手に勉強していくでしょう。 それに加えて、子どもに適切な指導者(勉強のペースメーカー的存在)がいるのならば、これ以上の環境はないといえると思います。 学校の授業という学習環境と、独学で本に学ぶという学習スタイルの両立で、かなりのレベルまで狙うことが可能です。